このプログラムはネイチャー・ポジティブな未来の実現を早めるため、一流機関による研究、開発、教育、自然保護の各分野にまたがる様々な投資ポートフォリオ提案を出資者へ紹介します。

このプログラムでは、牧場における各種取り組みの環境的成果を科学的根拠に基づいて査定・報告するための実用的な評価基準を開発します。この評価基準は、牧羊業者、牧場認証制度、ブランド企業にとっては非常に重要です。

飼料添加物を使用して放牧羊からのメタン排出を削減・相殺するいくつかの手法について、鑑定・評価に取り組む研究開発プロジェクトです。

牧場での炭素隔離、生物多様性と自然資本の改善を目的として、牧羊業者が実施できる最も効果的な技術を特定するための研究および研修についてご紹介します。

10年間に渡って実施されているメリノ種の羊の生涯生産性（MLP）研究プロジェクトであり、飼料効率や回復力、生存率の向上、またメタンガスの排出低減を通じて羊の生産性と収益性を改善する目的で、様々な環境、遺伝子、メリノ種のデータを収集しています。

ウールマーク・ライセンシー企業のネットワークと協力し、ウール製品の製造において有害化学物質が現在も使用されている工程を特定し、それらの段階的な廃止を進めています。

ウール製品の品質基準を高く維持することで、それら製品の長寿命化を推進しています。

研究と教育プロジェクトの組み合わせにより、牧羊業者が仔羊の出産に最適な管理方法を実践できるよう支援しています。

残留農薬や環境への影響を低減して長期に渡る保護を実現する、新しい生物学的防・殺虫剤を研究しています。

牧羊業者によるフライストライク対策への支援に加えて、この取り組みへブランド企業や業界関係者が積極的に関与、連携、支援するよう促すプロジェクトが実施されています。